【イヤホン】Truthear NOVA レビュー <優しいウォームなサウンド>

2024年1月17日2024年7月23日

Truthear – NOVA　というイヤホンの記事です。これは個人的なレビューです。
過度な期待はしないでください。

Table of Contents

はじめに

2023年にTruthear – NOVAというイヤホンを購入しました。
日本には存在しないのでaliexpressでの無視聴での購入です。

他のTruthearのイヤホンも好きです。

HEXAのパッケージ同様シンプルで、かわいくて、かっこいいです。
箱はだいぶ大きくなった感じがします。公式やSNSだと黒いShiroiさんもありましたが果たして・・・どうなるのでしょうか？

付属品
ポーチ
イヤホン本体
シリコンイヤーピース(SML)
フォームタイプイヤーピース(M?)
フランジイヤーピース(2種類)

付属品は普通です。その他詳しい仕様などはshenzhenaudioのページをご覧ください。
フランジイヤーピースはなんだかんだで初めて触ったかもしれません。
ノズルがHEXAに比べて幾分小さくなってるのでイヤーピースの縛りは少しゆるそうです。

シェル🐚は少し大きめ。
きれいな色です。

とにかくウォームな音
聴きやすい
広い音場
迫力や残響感のある音
全体的に音が濃い
何でもこなせる。男性ボーカル、洋楽系は特にいい

全体的にウォームで丸みのある音です。
気持ち低音が少し強く聴こえますが全域しっかり聴き分けられます。
全体的に(特に中低域の)音が濃く迫力もありIE300に近いものを感じました。
フラットながらもメリハリのある音です。オールジャンルいけそうです。

ぱっと聴いた感じでは男性ボーカルや洋楽、唄(Ado),Red fraction(MELL)のような曲は特に相性がいいように感じました。

Truthearの系譜なのは間違いないですが、HEXAとは似てるようでかなり別物のような子でした。

非常に柔らかい優しい音なのですが、細かい音までしっかり聴き取れます。

手持ちのイヤホンの中では迫力はだいぶある方です。
音の余韻のようなものもある気がします。

広いと思います。

かなり大きなシェルなので大丈夫かな？と心配でしたが
HEXAより装着感はかなりよく、音楽に没入しやすかったです。

ただケーブルはタッチノイズ？がかなり気になります。
(ケーブル色が結構好みだったのでなんかもったいない・・・)

ほかは今のところないです。

リケーブルやイヤーピースも色々試しました。
HEXAと違いリケーブルしても音場が歪になるということはなく、元々の音場がかなり広いのもありリケーブル自体はかなり気軽にできそうな感じでした。

イヤーピースもHEXAに比べノズルが少し細くなりかなり候補は増えた気がします。

SpiralDot++(JVC)
空間が広がって、細かい音がクリアに聞こえるようになります。
つけたときに変化が大きくてびっくりしました。
開口部が大きいので良くも悪くも音がダイレクトに飛んできます(個人的には少しだけ疲れる)
好みは分かれるけど視聴する価値はあるとおもいます。
聴きやすさ重視の方は付属イヤピのような開口部が狭いほうがいいかもしれません。

Altea(Tripowin)
NOVA界隈でも話題になっていました。元々広かった音場がさらに広がります。
音自体は少し薄味になるのですが元々の音が濃すぎるため純粋に持ち味を伸ばすようなケーブルでした。
非常にクセがなくとりあえず迷ったら勧めたい1本です。
Alpine(Yongse)
僅かに低域と高域狭くなった気がします。
alteaより音場は僅かに狭いですが迫力みたいなのはマシマシになっています。
低音はかなり増えてますが、低音苦手な私でもそんな嫌な感じはしません。ウォームなのに聴きやすいです。音の輪郭はalteaより感じやすいと思います。alteaでボワツキを感じる人や、よりリスニングライクな音が好きな人にはこちらをおすすめしたいです。
Yongse Warrior
NOVAのボワついた感じの音に耐えられない人に。

どちらもTruthearっぽいな～とは思いますが、傾向はかなり違います。
方向性が違いすぎてあれですが、総合力はNOVAのほうが高いと感じます。

HEXA NOVAどちらもオススメのイヤホンです。

HEXA
HEXAのほうが少しボーカルが近く聞き取りやすい感じがします。
低音はウォーム、高音は寒色よりでクリアです。ボーカル部分はとにかくクリアで聞き取りやすいです。
ハイトーンの女性ボーカルはHEXAのほうが良いと感じます。
男性女性ボーカルともに少し艶めかしい感じがあります。
迫力や残響感のようなものはほぼありません。
音場は独特の立体感がありますが、やや狭いです。あまりにも心地よく聴きやすいので、自分は"人をダメにするイヤホン"と呼んでいます